災害のたびに話に出てくる液体ミルクがとうとう解禁されましたね。
忙しいママや災害時には必要不可欠だと言われている液体ミルクっていったいどんなものなんでしょう。
そして、本当に安全で便利なのでしょうか。
実は危ない粉ミルクの作り方についても説明しています。
あなたの粉ミルクの常識、実は間違っていませんか?

Contents
簡単だと思ってない?実は危険な粉ミルクの作り方。
でも本当はとても手間がかかるし、間違った作り方をしていると赤ちゃんの健康を害してしまう危険があるのです。
時間短縮だと思ってやっていた粉ミルクの作り方が、実は危険な菌を増やすことになっているって知っていましたか?
【熱消毒?薬品消毒?】哺乳瓶と乳首は毎回消毒が必要。
哺乳瓶や乳首は使ったら必ず専用の液で消毒保存するか、熱消毒をしなくてはいけません。
ミルトンで消毒するのか
煮沸の場合は、赤ちゃん専用と決めたスポンジと赤ちゃん用洗剤で洗い、哺乳瓶やキャップ、乳首が入るお鍋に多めのお湯で7分以上煮沸します。
そのあと、熱いうちに取り出ししっかり拭いて乾燥させます。
それを毎回する必要があります。
時間に1回の授乳で毎回これって本当に面倒なことなんです。
粉ミルクの中に菌!?ミルクの作り方には注意が必要。
蓋をしっかり閉めていても粉ミルクの中にはサルモネラ菌やサカザキ菌が混入している可能性があります。
これは粉ミルクを開封した後やミルクを作っている最中、哺乳便の中に菌が混入している可能性が高いそうです。
70度以上のお湯で作るのはこのためです。
今の粉ミルクは低温のお湯でも溶けやすくなっていますが、熱湯で作るのにはちゃんとした理由があるので湯冷ましで作らないようにしましょう。
ミルクを作ったら出来るだけ早くに飲ませるようにしましょう。
もし作っている間に寝てしまったとしても2時間以上たった作り置きはダメです。
冷蔵庫で保管しておいて絶対にいけません。
あと、缶の中にスプーンを入れっぱなしにすることも菌を繁殖させる原因になるのでやめましょう。
ここまで見ても分かるように、粉ミルクを安全に作り、赤ちゃんに与えることはとても面倒なことなのです。
☑蓋をあけっぱなしにすると菌が混入する可能性。
☑計量スプーンを入れっぱなしにするのも菌を繁殖させる原因になる。
☑菌が混入している場合があるので70度以上のお湯で作るのは殺菌の意味もある。
☑2時間以上たった作りおきのミルクは赤ちゃんにあげない。
粉ミルクよりも衛生的で簡単便利。液体ミルク解禁。
厚生労働省は7日、災害時に便利な乳児用液体ミルクの流通を解禁するための省令を改正し、8日から施行することを明らかにした。
熊本地震のとき、海外からの支援で液体ミルクが送られてきました。
メジャーリーガー田中投手の妻である里田まいさんも利用していて、SNSでその便利さを熱弁したこともあり日本での発売を望む声も多く聞かれていました。
液体ミルクのCMを見るとでその手軽さが分かります。
Introducing SMA Follow on Milk now in a new Easy feed bottle
液体ミルクのおかげでママの荷物はこれだけ減る。
半日のお出かけでもミルクのママの荷物はたくさん。
- 煮沸した哺乳瓶2,3本
- 沸騰したお湯を入れた水筒
- 湯冷ましのお湯。
- 個包装の粉ミルク
これだけの荷物が必要になります。
哺乳瓶は使用する本数分もっていかなくてはなりません。
哺乳瓶を洗って煮沸するところが外出先にないなら。
さらに沸騰したお湯で作っても飲み頃の温度まで冷まさなくてはいけません。
その湯冷ましを入れる水筒も必要です。
粉ミルクって実は作るの面倒なんです。必要なものも多い。
しかし、液体ミルクがあれば、それだけで外出できます。
荷物軽くなりますよね。
赤ちゃんとママの強い味方になりますように。
日本では母乳が素晴らしくて、粉ミルクだとちょっと・・・。という偏見も未だ見られます。(私は長女・末っ子は粉ミルク混合でした。)
液体ミルクもそのような目で見られるのでしょうか。
海外のように一般的になって外出するママ・多忙なママ・母乳育児に疲れているママの強い味方になってくれるといいなと切に願うばかりです。
パパっこ育児にも最適ですね。
