忙しいときにイライラすると「うぁー」と文句を言いたくなることありませんか?
私はすごく我慢するほうなのですが、その分噴火すると「ここが嫌だった。あれも嫌だった。こんな時も注意喚起したし、そうならないように気をつけてっていったでしょ?」と一気に怒ってしまいます。
働いているときも後輩にうまく注意する方法が分からなくて、それなら自分でやったほうが早いなと思ってしまうんです。
でも、これって相手のためにもならないですよね?
だって成長しないんですもの。
でも、どうすれば感情的にならずに注意をすることが出来るのでしょうか。
思春期・反抗期の子供に注意する方法新入社員を注意するポイントはまったく同じだったのです。

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叱るのは教育。怒るのは八つ当たり。
叱ると怒るの違いは分かりますか?
そもそも私はちゃんと叱れてなかったんです。我慢して我慢して、最後に怒る。
これはタダの八つ当たりです。自分の感情を発散しているだけ。
部下に注意するときに気をつけるのは「反抗期の子供に注意するのを同じ方法を使う」
これが一番効果的なんだよ。
いくつも注意するのはダメ。1回叱るのに注意する点は1つまで。
怒るときにやりがちなのが
こことここが間違ってるんだけど。この前も間違ってたよね?
あんなこともあったし、こんなミスもしがちじゃない?
あれとこれやり直して持ってきてくれる?
こんな感じの言い方です。
でも、これだと最初の1文しか頭に入ってこないんですよね。そのあとはただ怒られたという恐怖を感じるだけ。
でも、それではなんにも変わりませんし、同じ間違いを何回も繰り返してしまいます。
注意をする声はあくまでもフラット。冷静に事実を伝える。
怒るときはついつい声が高く大きくなってしまいがちですが、それは逆効果。
まさにそれがポイント!少し小さな声のほうが聞こうという意思をもって人の話を聞く事が出来るんだよ。
さらに低い声のほうが注意をするのに最適な声質といわれているんだ。
子供も高い声で怒るより低い声で怒る方がいい。だからお父さんの方が叱ることにピッタリなんだよ。
「ここが間違ってるよ。」とまずは1言だけ。
叱るタイミングは後回しにしない事。
これも、反抗期の子供を叱るときと一緒ですね。
叱るのは失敗したとき・失敗に気づいたとき。その時です。
言った言わない。聞いた聞いてないなんてことになっては困りますもんね。
そして、後回しにしたり、過去の事を蒸しかえしたりしてはいけません。
「また同じことを言われた。いつまでも同じ失敗のことばかり言われる」
「一体いつのこと言ってるんだろう?」
なんて思われてしまったら真摯に話を聞いてくれなくなりますよ。
必要以上に落ち込ませない叱り方は我が子をイメージすることで解決。
自分の子供と全く他人の部下(新入社員)を同じような扱いをすることは難しいでしょう。
でも、そうイメージして注意をすることで部下の自尊心を必要以上に傷つけることなく成長を促すことが出来るのです。
- 人前で怒らない。
- 他の人と比較しない。
- 人の性格・人格を否定しない。
など、子供に注意するときにしちゃいけないと思っていることはしないようにするだけでなので人を叱るのが嫌な人や新入社員の教育係に任命された方は参考にしてみてください。
